子どもの目の高さやスケール感を意識する

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子ども仕様=バリアフリー
これまで、子どものための仕様でつくられた家は、あまり一般的ではありませんでした。
子どもはすぐに成長してしまうのだから、もったいない、という理由もそのひとつ。でも、じつは『子どものため』は、『高齢者のため』にもなる場合が多いのです。

バリアフリーなどの安全面でもそうですし、たとえば「子どもの目の高さは、車椅子に乗ったときの目の高さと同じ。デザインのポイントや窓の位置、取っ手の位置などを低く設定することは、遠い将来にも生かせる工夫です。

 ちなみに、子どもが仲間どうしでコミュニケーションが成立するスペースは、約1坪以内というデータがあります。子どもがペタンと床に座った場合、その体のサイズや目の高さから考えると、1坪、つまり2畳くらいが、安心して話ができる最適な広さなのです。ちょうど大人にとっての4畳半くらいの感覚です。きょうだいで、友達を招いて、子ども同士が落ち着いた時間を過ごせるように、家のどこかにほんの1坪のスペースを用意してみる。それだけで、どんなにか子どもの生活が充実したものになるでしょう。

大人と子どもでは会話が成立する空間の広さに差があります。人の会話が成立する広さの範囲は、大人が和室の畳で円座になった場合は直径2.4~2.7mですが、子どもだとぐんと狭くなって約2m前後になります。