健康で安全に過ごせる子ども部屋

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素材選びや家具・家電の配置に注意

 最近になつて、シックハウスやアスベストなどの問題がクローズアップされたことで、建築素材や塗料などに関心を持つ人は増えてきました。自然素材への関心も高まっています。

 また、以前に比べて地震や水害などの天災も特定の地域のものとは感じられなくなり、免震・耐震構造や家具の配置にも関心が高まってきました。けれど、日々の健康、安全を守るには、もっと身近な環境整備こそ必要。「じつは日本は、先進国のなかでもっとも事故による乳幼児の死亡率が高い国。なかでも、家の中での事故が多いという統計もあります。

 子どもが小さいうちは、床座での生活がおすすめですね。できるだけ低い位置で暮らす、使わないときはちゃ
ぶ台を片づけるなりして、広々としたスペースを確保してあげることも有効です。ベストな床材は、柔らかな畳。それが無理なら、せめてカーペットを敷くと良いでしょう。いちばん危ないのは、コンクリートにじか張りした硬いフローリングです。

 現代では隅に追いやられがちな畳ですが、健康面からも、この素材を見直そうという声が上がっています。現
代っ子は、アトピーやぜん息の問題も心配。
 その点、畳はきちんと掃除さえしていれば、表面がダニやほこりにまみれるということもありません。保温効果もあり、小さな子どもには最適です。必ずしも「畳」でないと、というわけではありませんが、床材を選ぶときには、できるだけ足ざわりがソフトなもの、自然素材のものや桐、杉といった無垢材も検討の価値はあり、このような視点は大切なポイントです。

 そのほか、新築時には窓やコンセントの位置なども、安全性の点からチェックしたいもの。たとえば、腰窓の下にソファを置くようなプランニングでは、子どもが身を乗り出して窓から転落する可能性がありますし、家電製品からコンセントが遠いと、家じゅうをコードがはうことになり、ひっかかったりして危険きわまりないことに。せっかくの新しい家で、はらはらしたり、子どもを叱りとばしたりのストレスの多い生活にならないためにも、対策を講じておきましょう。